＜取材記者コメント＞ 富士山がきれいに望める確率が高い冬の朝か夕方に絞って羽田空港第一ターミナル6階の展望デッキから撮影。この日は雲一つ無い好天で朝もさることながら日没後、国際線のターミナルに明かりがともっても雄大な富士山のシルエットが浮かび上がった。 ＜静岡新聞夕刊より＞ 首都の「空の玄関口」の機能を担う羽田空港。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長が決まった２月上旬、稼働が激減した国際線のターミナル越しに、雄大な富士山のシルエットが夕闇に浮かび上がった。コロナ感染防止に伴う渡航制限で国際線のターミナルは閑散とし、インバウンド需要による以前のようなにぎわいは無い。フライト情報を掲示する空港内のボードには、欠航の文字が並んだ。人々の生活が大きく変化する中、富士山は変わらぬ雄姿を見せる。